煩悩喫茶店

エゴ観察日記

しっかり絶望する

 

 

 

 

 

目を逸らし続けてきたものは

ますます存在を主張してくる

 

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃

ゴレンジャーかな?

そのシリーズのやつ

 

その番組がめちゃくちゃ苦手というか

ものすごく怖かった

 

 

 

最初は小さかったその怪獣?が

どんどんおっきくなる

 

その場面をみると

気が狂ってしまうほど怖かったことを思い出した。

 

 

 

 

なんてことない

幼い頃の思い出かもしれないけど

 

 

私が最初に認識した

ペインボディだ

 

 

この気が狂ってしまうほどの恐怖は

 

違うものにも移行する

 

そのときの恐怖のカタチは次に

死の恐怖へと移行した

 

 

ひいおじいちゃんが亡くなって

人が死ぬという概念を知ったとき

その恐怖のカタチは

このストーリーと融合した

 

だから

 

「人はいつか死ぬんだ」と思うと

夜中にその恐怖が忍び寄るたびに

気が狂いそうになっていたことをおぼえている

布団の中に丸くなってうずくまり

足をバタバタさせていた

 

 

あらがってしまう

抵抗のパターンのクセづけはここからきていたことがわかった

 

 

布団に潜ってしまうクセは

今も残っています

 

 

 

だから

ペインボディが

あの怪獣のように

肥大化してしまうことを

 

潜在的になぜか知っていた

 

 

だから

それをもっている自分にも

他人にもビクビクしていたんだというのが

今となってはよくわかる

 

 

 

 

その恐怖のカタチ

ペインボディは

まるで悪魔のような

寄生するウィルスのようなもので

 

 

そんなもの

自分の中にあるなんて

誰だって信じられない

 

世の中の

だれが決めたかわからない

道徳や正しさが

人の在り方として当たり前と思い込ませれる

 

四六時中そんな状態ではいられない

自分を責めてしまう悪循環

 

このあたりから

無価値観をもったようにおもう

 

 

 

潜在的

その悪魔を隠していることに罪悪感がわくんだと思う

そしてそんなものはいないと自分に信じこます、嘘をつく。

(信じこますなんて、ある意味DVだ)

 

今書いていても

自分に対して

こんなひどいことをしてたのかと涙が滲む

 

 

 

ここでようやく

ホオポノポノの

 

ごめんなさい

ゆるしてください

ありがとう

愛しています

 

この言葉を使う意味がしっくりきます。

 

 

 

 

 

夢が叶ったら幸せになれる

 

そう思って

こつこつ頑張ってきた

 

 

でも

夢が叶った地点で幸せを感じない

むしろ色のない世界を知ってしまった絶望感

 

でもそれすら見ないようにして

あらがっていた

 

 

だから

ペインボディは

あの怪獣のように肥大化して

存在をより主張してきた

 

 

絶望感をかんじながら

それを認めなかった自分にさらに絶望し

 

 

 

こんなにも絶望している自分を

ようやく認めた

 

 

 

 

 

 

わたしは絶望している

 

 

 

 

 

 

 

このとき

ほんの少し

フッとカラダの力がゆるんだ

 

 

 

認めたから

ホッとしたんだ

 

 

認めるとは

受け入れること

 

 

 

私の中にある悪魔を受け入れた

 

機能不全なだめな私

クズな私

愛がない私

チキンな私

 

 

降参した

受け入れた

 

 

力が抜けてきた

 

 

リラックスとは

ほど遠い人生だった

 

 

わたしは

ホッとしたくてタバコを吸っていたんだ

 

わたしは

ゆるみたくてお酒をお飲んでいたんだ

 

 

 

 

わたしが泣きたいくらいに

ずっとずっとほしかったもの

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

安堵感

 

 

 

 

 

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MIHO IMAYOSHI

 

 

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